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徐々に暖かくなってきて春の訪れを実感する今日この頃。

スタッドレスタイヤ装着車両も少なくなってきたように感じます。

実際いつノーマルタイヤに履き替えるのがベストなのでしょう？

ということで今回は、

『スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへ履き替える時期』

と題してお話致します。

◇タイヤの履き替え

大前提として、スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替え時期は地域や気象条件によって当然異なります。

一般的に、スタッドレスタイヤを装着するのは11月から3月までの冬季のみですね。

それ以外の季節は基本的にはノーマルタイヤを、４WD車などであればオールシーズンタイヤも含め夏用タイヤを装着します。

降雪量が違ったり、路面状況によってノーマルタイヤへの履き替え時期は異なるのが当然です。

ですので明確に”〇〇月”という明言は避けますが、指標となる時期の割り出しは可能です。

スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替え時期を判断するためには、

まず天候予報・気象条件を確認、参考にすることが重要です。

下記の全てを満たす時期がベストと言えるのではないでしょうか？

・降雪や凍結路面がなくなった
・気温が安定して10℃以上になった

この２点を満たす時点で例え雨が降ろうと雪へ変化する危険性は限りなく少なく、

路面が凍結するということも無くなり、ノーマルタイヤへの履き替えが適していると言えます。

因みにタイヤの車検通過基準値は、

”一番擦り減っているところが1.6mm以上”

となっており、1.6mm未満の部分が１箇所でもあれば車検に通らなくなります。

これには当然理由があり、残溝が2.0mmを下回るとグリップ力が大きく低減してしまい、

いざという時に効果を発揮出来ずスリップしかねないからなのです。

タイヤの車検基準なのでスタッドレスタイヤも当然同じ定義となります。

しかし、スタッドレスタイヤの耐雪・氷性能をしっかり発揮出来る残溝はなんと・・・

【50％摩耗時まで】

となっています。

更に柔らかさが大切なスタッドレスタイヤなので、

いくら溝が深くても古くなり硬化したスタッドレスタイヤに雪上性能はすでにありません。

一般的に5～6年が耐用年数とされています。

ですので古くなったスタッドレスタイヤを使い続けるは非常に危険ですので買い替え時期もしっかり判断しましょう。

スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへの履き替え時期は地域や気象条件、

タイヤの摩耗状況や年数など様々な要因によって異なります。

降雪や凍結路面がなくなり、気温が安定して10℃以上になった時点でノーマルタイヤへの履き替えを行う事で、

まさかの降雪や路面凍結を回避出来てベストな時期と言えるでしょう。

併せて、タイヤの残溝や経過年数にも注意しながら適切なタイミングで交換するようにしましょう。

次シーズンの利用は難しいスタッドレスタイヤは夏場も履き続けて履きつぶすのも一つの手です。

ただし、燃費・耐雨性能はノーマルタイヤに比べて落ちますので了承の上で行うようにして頂ければ幸いです。

そして・・・

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