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各地で雪の報道がされるようになり本格的に冬になりましたね。

寒い冬の日、いち早く車内を温めたいものですよね。

そこで今回は、

『冬の寒い車内をいち早く温めるためには？』

と題してお話致します。

◇エンジン始動後すぐに暖房を付けるのはNG

ついやりがちなんですが、エンジンをかけたばかりの状態で暖房を作動させるのは逆効果なんです。

そもそも車に装備されている暖房の仕組みはエンジンから発生する熱を利用しています。

さらに言うとエンジン本体の熱では無く、

”エンジン内→ラジエーター へと送られる温まった冷却水の熱”

が源となります。

エンジンがしっかり温まらないと暖房を付けたところで冷たい風しか出てきません。

◇早く温めたいからと空ぶかしは✖

早くエンジンを温めて車内も暖めたいからとエンジン始動直後から空ぶかしするのはよくないです。

車のエンジンの中には人間でいう血液のようなオイルが入っています。

エンジン始動直後のエンジンオイルは当然温まっておらず、パフォーマンスを発揮できません。

人間だって起きてすぐに全力ダッシュなんて無理ですよね💦

エンジン始動直後の空ぶかしはこのような事で、エンジンを痛める原因になりかねません。

何度もこのような行為をし続けてしまうと故障の原因にもなり得ます。

環境破壊にも繋がりますし、エンジンにも良くないですし、

近隣住民からすればうるさいですし、何も良いことありません。

車に寝起きダッシュさせるのはやめましょう✖

◇より早く車内を暖めるためにはどうすれば良いか？

寒い車内をいち早く暖めるためには、暖房が効き始めるまで寧ろ付けないのが正解です。

暖房効き始める目安は、

・水温計の針が動き始める頃
・デジタルの水温計であれば青い水温警告灯が消えた頃

になります。

冷却水という名でありながら冷却水の適正温度は、

【70℃～95℃】

となっています。

青い水温計が消灯するのは冷却水が50℃ぐらいまで温まった証拠といえ、

ここまで温まれば暖房を付けると設定温度に応じた暖かい風が出てくる筈です。

”急がば回れ”

冷却水が温まるまでじっくり待つことが最速で車内を暖めるコツになります。

因みに、車の暖房の構造上エンジンが温まっていない状態で暖房を作動させてしまうと、

せっかく温めようしている冷却水の温度を下げることになってしまい逆効果になってしまいます。

ついつい早く暖めたいからと空ぶかししたり、すぐに暖房を作動させがちではあると思いますが、

車のためにも、自身がなるべく早く暖かくなれるためにも待つのも大事ということですね。

そして・・・

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