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今日は3/31、明後日4/1時点で車両の所有をしている方へ対して自動車税が請求されます。

ということで今回は、

『自動車税のあれこれ』

をお話致します。

◇各排気量ごとの自動車税の金額

【自動車税】

自動車税の金額設定は、

・用途
・総排気量

を参照して決まります。

尚、

新車登録年月日で金額は多少変わります。

▼2019年9月30日以前登録の自家用乗用車の場合

・１ℓ以下・・・29,500円
・１ℓ超～1.5ℓ以下・・・34,500円
・1.5ℓ超～2.0ℓ以下・・・39,500円
・2.0ℓ超～2.5ℓ以下・・・45,000円
・2.5ℓ超～3.0ℓ以下・・・51,000円
・3.0ℓ超～3.5ℓ以下・・・58,000円
・3.5ℓ超～4.0ℓ以下・・・66,500円
・4.0ℓ超～4.5ℓ以下・・・76,500円
・4.5ℓ超～6.0ℓ以下・・・88,000円
・6.0ℓ超・・・111,000円
※初年度登録から13年経過した車両は更に増税（約15％）となります。

▼2019年10月1日以降登録の自家用乗用車の場合

・１ℓ以下・・・25,000円
・１ℓ超～1.5ℓ以下・・・30,500円
・1.5ℓ超～2.0ℓ以下・・・36,000円
・2.0ℓ超～2.5ℓ以下・・・43,500円
・2.5ℓ超～3.0ℓ以下・・・50,000円
・3.0ℓ超～3.5ℓ以下・・・57,000円
・3.5ℓ超～4.0ℓ以下・・・65,500円
・4.0ℓ超～4.5ℓ以下・・・75,500円
・4.5ℓ超～6.0ℓ以下・・・87,000円
・6.0ℓ超・・・110,000円

・軽自動車・・・一律10,800円
※初年度登録から13年経過した車両は更に増税（約20％）となります。

と定められています。

2019年10月、消費税10％増税と共に自動車税制度創設以来はじめて全排気量が対象の自動車税率引き下げが実施されました。

総排気量が小さい程、減税率も大きくなります。

ECOな車ほど恩恵が大きいということで、今の時代に合わせた施策ですね。

◇エコカーは大幅減税

エコカーはその環境性能の優良さに合わせて優遇措置があります。

▼グリーン化特例

・電気自動車
・燃料電池自動車
・プラグインハイブリッド車
・天然ガス自動車

これらの車はなんと、

”７５％”

もの減税を享受できます。

◇毎年４月１日時点の所有者（使用者）が課税対象

自動車税・軽自動車税の課税者判断のタイミングは、

”4月1日時点での所有者”

ただし、

リースやローン契約の場合は、使用者変更を行う際に「使用者課税」に変更されているのがポピュラーです。

ここで気を付けなければいけないのが、

車検切れ間近であろうと、現状使用していなかろうと、４月１日時点の所有者は課税対象になる為、

使用予定が無ければ一時抹消登録・抹消登録の手続きをしないと税金がかかってしまうという事です。

極端に言えば、

動かなくなった車を放置していたとしても手続きをしていないと一生自動車税の課税対象者になり続けるんです。

必要の無い車、他人に譲渡した車、

しっかり一時抹消登録・抹消登録・名義変更を必ずしましょう。

◇車両購入タイミングで節税は可能？

正直これに関しては微々たるものです。

ただし、

購入日によって丸１月分の節税は可能になります。

例として、

・3/1～3/31に車両購入すると、”12ヶ月分（１年分）”の自動車税
・4/1～4/30に車両購入すると、”11ヶ月分”の自動車税

という風に、月割計算で諸費用として請求されるため、購入予定の月の後半の日取り・月末で購入するぐらいであれば、

翌月にした方が１ヶ月分の自動車税は節税出来るということです。

◇身体障害者の方は減税制度有り

身体障害者手帳をお持ちの方の中で、

”一定の要件を満たす場合”

この際は、

・登録日から1ヵ月以内

に車検証、障害者手帳などを持参した上で各自治体の税事務所へ減免申請書を提出することで、

自動車税・軽自動車税が減税できる制度があります。

各都道府県、各自治体によっても対象の程度や範囲、減免税額は変わってきますのでご自身でご確認ください。

弊社でも在庫の中で車検が切れそうな車両は課税対象になる前に対策しています。

一時抹消しておく事で少しでも経費削減に努めております。

ただ、改めて使用再開する時には事前に車庫証明の取り直しが必要になりますので、

併せてお気を付けください。