え？エンジンかけたままでバッテリーあがり！？

昨日の投稿分に付随する部分があったので・・・

「え？エンジンかけたままでバッテリーあがり！？」

と題してお話いたします。

エンジンをかけたままクルマを離れることは、実はマナー違反・道路交通法違反であるだけでなく、
バッテリーあがりなどのトラブルの原因にもなり得るんです。

バッテリーは車内の電子、電装部品を動かす役割をもっています。
ただし、バッテリー自体が蓄えている電気のみの使用で、
エアコン・ライト類などの電装品を稼働し続けるとすぐに電池切れを起こしかねないです。

そこでエンジンに「オルタネーター」という交流発電機を装着し、
エンジン稼働中、走行中はバッテリーを充電しながら電気を使えるようにしています。

それならエンジン稼働中には充電されるはずのバッテリーがなぜ上がってしまうのか？

その原因は・・・
アイドリング状態で停車し長時間放置した場合、
オルタネーターの『発電量＜使用量』となってしまう場合があるからなのです。

発電量というものはエンジンの回転数によって大きく変わります。
一般的に回転数が高い方がより発電量も多くなるため、使用量を上回ることはほとんどありません。
しかし、回転数が低い状態が続くと使用量の方が上回ってしまいバッテリーが上がる原因になります。

走行中はエンジンの回転数が平均して高いので高い発電量を継続して得られます。

対して、エンジンを付けたまま・アイドリング状態では回転数も低くなり、
この状態でエアコンをつけ続けたり、ヘッドライトを付けたままにしたり、
ワイパーを使用したりするとバッテリーが上がりに繋がります。

夏場は特に車の冷房を付けた状態でコンビニなどに入店する人が目立ちます。
このような停車時、アイドリング状態でのエアコン稼働は、
頻繁に行うことでバッテリーが上がりやすくなる原因になり得ます。

上記のようにマナー違反や道路交通法違反であることも含めても、
エンジンをかけたまま車を離れるのは、たとえ短時間だとしても避けるべきだと思われます。

ほかにもロックせずに車から離れることで、
車上荒らし・車両盗難も懸念されます。
他にも色んな事故の原因になる可能性も想定されます。

地球温暖化対策として、マナーとしてはもちろん、
車自体を可愛がってあげる意味でもアイドリングでの放置はやめましょう。

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